感冒(風邪)、発熱、腹痛、下痢などの急性疾患

「小児科専門医」また「小児科のジェネラリスト(総合医)」として、過去の経験を生かし、小児の病気を広く診ています。子供さんの発熱、感冒、下痢などの原因の多くはウイルス感染症であり、また乳幼児期は、多くのウイルス感染症に罹患しながら抵抗力をつけ成長していきます。風邪薬は風邪の予防はできないこと、風邪ウイルスそのものには効果がなく対症療法であること等の理由から、短期間の処方に努めています。特に乳児の子供さんでは、薬の服用で体に負担がかからないようするため、極力薬を少なくするようにしています。抗生剤は耐性菌(抗生剤が効かない細菌)の増加が問題となっている現在、細菌感染症が強く疑われる子供さんに限って処方し、また短期間の使用にとどめています。元気がない、発熱が持続している、嘔吐を繰り返しているなど単なる風邪等の症状と異なる場合は、細菌感染症をはじめとした重篤な病気であることがあり、全身状態の把握とともに適切な検査を行い早期発見に努めています。必要に応じて、江南厚生病院、一宮市立市民病院等へご紹介しています。

アレルギー性疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症、蕁麻疹など)

小児のアレルギー性疾患全般の診療にあたっています。兄弟、両親をはじめとした家族にアレルギー疾患をお持ちの子供に対しては、最近の新しい研究成果を取り入れ、アレルギー疾患(特に、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎)の発症予防、軽症化を目指して治療を行っています。特に乳児期早期から皮膚の状態を良好に保つことは食物アレルギーの発症予防、症状の軽減につながる可能性が最近の研究から示唆されており、乳児期早期からのスキンケア、皮膚炎治療を重視しています。食物アレルギーによるアナフィラキシーへの対応のためのエピペンの処方と、スギ花粉症の最新治療でありかつ根本治療とされている免疫舌下療法(12歳以上が対象)も行っています

慢性疾患(おねしょ、便秘、低身長、肥満など)

夜尿症(おねしょ)は、最近ガイドラインが作成され積極的に治療を行う疾患となっています。早期に治療を行うことにより、自然経過より早く治癒することが明らかとなっているからです。対象の子供さんは小学1年生からとなりますが、夜尿症でお困り子供さんはぜひご相談ください。また幼児、学童の便秘では食生活のアドバイスなどとともに必要に応じて投薬を行っています。低身長に関してはホルモン測定を含めた血液検査、手のレントゲン撮影による骨年齢の測定などを行い評価しています。肥満に対しては、血液検査、腹部エコー検査など行うとともに、食事指導などを通して将来の生活習慣病を少しでも予防できるよう努めています。